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ジェンダー(性差)

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ジェンダーの概念

アメリカ国内では、女性の問題や課題に注目し、女性に焦点を当てながら男性中心の偏りを是正しようとジェンダー研究の再構築を行っているようです。

歴史学者ジョーン・スコットは、ジェンダー研究の視点を、"肉体的差異に意味を付与する知"と定義づけ、性差は自然に生じたに見せながら、実は社会的に構築されており、そこに権力関係も組み込まれているのだと指摘します。

性差の認識概念の相違

私たち人間が、この世に誕生して自分が男である、女であると意識するのはいつ頃からだと思われるでしょうか?
そしてそれは何を根拠にそのような認識に至るのでしょうか―。

親、兄弟などの家族、養育者達がそのように本人に知らせ、教え、認識させた時、また本人がそのことを理解するようになったとき。が答えではないでしょうか。

性意識の形成は、人間社会に生まれ出たことによって獲得するべき必要な概念として、誕生日や氏名と同じようにして本人のものとなり、形成されていく一つの認識概念なのです。
でもそれはあくまでも外的な働きかけであり、先天的に自然発生する要素源ではないのです。

基本法が推進するジェンダー認識概念

平成18年1月、様々な意見によって混乱を招いた社会に対して内閣府男女共同参画局は、「ジェンダー・フリー」についての見解を述べる連絡を発表しています。

「ジェンダー・フリー」について
https://www.gender.go.jp/pamphlet/pamphlet-main/h180131.pdf

第二次基本計画においてはジェンダー「社会的性別」の視点について明確な定義を示しました。

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