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社会人としての平等意識

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ここでいくつか質問に答えてみてください。
あなたが男女平等についてどれだけ意識があるかを知ることが出来るかもしれません。

1 「男」と「女」はひとりの人間として同じ能力を持っていると思う
2 子どものいる女性は男性と比較して社会的な立場を保持し難いリスクを持っていると思う
3 洗濯ものを干している姿を、他人に見られても平気だ
4 男と女を比べると男のほうが社会にとって必要な人材だと思う
5 差別と区別は違うと思う
6 女性の社会的立場が守られ、地位が向上することはよい事だと思う
7 子どもを育てるのは男性より女性の方が適していると思う
8 性差(男女の性的な違い)を認識することが差別を生み出してしまうとは思えない
9 日本の社会風土で、男女が平等に社会に参画できる時代が形成されるのにはもっと時間がかかると思う
10 男と女は違う生物だと思う

さて、いかがでしたでしょうか?
ここではあえて正解を述べることは避けたいと思います。
何故なら、意識を持つことの大切さを強調したいからです。
男女共同参画社会の本来の基本理念に基づいた考え方を持つことは、このような設問等に答えながら、自らに確認したり価値観を見直したりすることから始まるのだと思います。

男女の社会的な意味で平等意識は必要であっても、性差をなくす認識を持つことで平等関係を生み出すという誤った概念を持つことは基本法の推進する概念ではありません。そこを誤解してしまうと本線から脱してしまいます。

毎日の生活の中で私たちが何気なく取っている行動の背後には、もしかしたら偏見や不平等な考えが潜んでいるかもしれません。また気づいていないだけかもしれないのです。
他人の偏見や差別意識をなくして欲しいと願う前に、自分の中に偏見や差別意識があるかどうかを確認することから始めてみましょう。

職場や様々な社会的組織に属しているようなとき、自分と異なる性の人に対して、差別用語や偏見を持ってはいませんか?

あの人は、女性なのに偉そうなことばかり言って…
あの男性は会社では立派な地位を持つのに、家では奥さんに暴力がすごいらしいわ。
あなたは、私の部下なのだから、今晩くらい食事に付き合いなさい。
子どもがいる人は、雇わないですって!
お父さんは女性なのだから大学院に行くより結婚しろ!ですって。

街角には様々な不公平、不平等の話題が溢れています。
それらはただの噂話で終わるのでしょうか?
このようなことが明日は身近に起こるかもしれないのです。
今の社会に不平不満を述べる前に、もう一度自分の平等意識を見直してみてください。
そこから日本社会は変わってゆくのです。

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