これからの未来社会では、インターネットなどの情報産業や人的資産をフルに活用できるような芸術性に富んだ企業等ソフトの面を重要視した企業の発展と進出が期待されています。

そのような社会情勢を背景にして、子どもたちは未来を築いていく、社会を支えていくという大切な役割を担っています。
子どもたちが十分に能力を活かし、実力を発揮することができる社会の仕組みを築いていかなければ、日本の未来は明るいものとならないのです。

数少ない子どもたちが男女の性差を問わず、最大限に社会で実力を発揮できるための土壌作りが今こそ大切なのではないでしょうか。
未来を担う子どもたちが、性差を厳粛に受け止め、性差に拘ることなく社会に参画し、人として基本的に平等であることを当たり前であるとして生活環境が成り立つような理想社会国に生きてもらうためには、親である私たち自身の認識を変える必要があるのではないでしょうか。

男女共同参画基本法と基本計画は、そのような土壌作りにとても大切な理念と方針を定め、それぞれが果たさなくてはならない役割を明確にするためにも私たち大人へ向けて発信している考え方なのです。

私たち日本国民は今、できることから、できる場所で、男女がともに参画することが出来る社会づくりに協力することが大きく期待されているのです。