基本法を通して私たちは何をすればいいのか…
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私たち人間は、いのちの前では皆平等です。
男と女、若者と年配者、独身者と既婚者、社会的地位のあるものとないもの、様々な方法で人が区分されたとしても、命はみな一つしか持っていませんし、必ず死を迎えて旅立ちます。
このことを踏まえてこの法律を見てみると、私たちにとっての男女共同参画基本法の成立は、いのちの前では守られるべき人権が平等に与えられており、それが社会や地域においても性別に拘ることなく同様に尊重されるべき社会を目指すことを意味しています。
21世紀を迎えた日本の現代社会では、確かに人種差別や男尊女卑という認識は次第に減少しつつあるようです。しかし現実的には、まだ生活様式の古典的スタイルや伝統による蔑視的な影響、家系制度を重んじる傾向など、どれを見ても男性重視社会構造の基盤の上に成り立って存在してきたものなのです。
どんなに素晴らしい法律が誕生しても、これら歴史を覆すだけの影響力や破壊力はまだまだ乏しいと言わざるを得ないのかもしれません。
たとえどのように努力しても、日本の歴史を変えることは出来ないのですから。
私たちはどのようにしたら男女が共同して参画できる社会構造へと
転換していかれるのでしょうか。
それは、「国民のひとり一人がこの基本法について考えてみる」ことだと思うのです。
◎男女が平等であるという意味
◎社会において共同参画する意味
◎家庭内での平等の意味
◎自分の住む地域での慣習や制度による不平等の発見
これらの項目を自分なりに考える人が増えてくれば、もっと多くの意見が出てくるはずです。
間違いも誤解も、新たな提言も斬新なアイデアも声となって政治の世界に届くようになるはずなのです。
日本国内に意識する人が増えてこそ、ようやく基本法の意味が改めて問われるようになるのです。
難しい法律文を読んだり、理念と目的を一生懸命理解しようとしたりすることが大切なのではありません。
【自分にとって男女がともに創る未来はどのような社会か】を考えてみるだけでいいのです。
子ども達の未来は、私たち大人の正しい判断と愛ある心に委ねられているのです。
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